台湾旅行を計画する際、快適でトラブルのない滞在を実現するためには、事前の持ち物チェックが重要です。気候や文化、インフラの違いを考慮して、必要なものをしっかり準備しておくことで、現地での不安を減らし、旅行を存分に楽しむことができます。この記事では、台湾旅行における基本かつ必須の持ち物を、日本人観光客の目線で詳しくご紹介します。
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台湾旅行の持ち物
台湾への旅行では、日本と気候や生活スタイルが異なるため、最低限必要な持ち物を把握しておくことが大切です。基本的なものを忘れると、現地調達が難しかったり、想定外の出費につながることもあります。以下では、絶対に外せない5つの持ち物についてご紹介します。

パスポート

台湾入国にはパスポートの提示が必須で、有効残存期間が滞在日数以上であることが条件です。たとえば、4泊5日の旅行なら、最低でも出発日から5日以上の有効期限が必要ですが、できれば半年以上の残存期間を確保しておくと安心です。
また、台湾ではホテルのチェックイン時や両替の際にもパスポートの提示を求められることがあります。さらに、紛失に備えてコピーを2部ほど用意し、1つはスーツケース、もう1つはスマートフォンで写真保存しておくと便利です。

現金・クレジットカード

台湾ではクレジットカードが使える店舗も増えていますが、夜市やローカル食堂、タクシーなどは現金のみ対応の場合が多いため、併用が基本です。現金は1日あたり2,000台湾元(約9,600円)を目安に準備しておくと安心です。
空港や都市部の銀行、両替所で日本円から台湾元への両替が可能ですが、為替レートや手数料を考慮すると、あらかじめ日本国内で一部両替しておくのも一案です。クレジットカードはVISAやMasterCardが主流で、1〜2枚は携帯しましょう。


航空券

電子チケットが主流となっている現在でも、搭乗手続きや入国審査の際に予約確認書の提示が求められることがあります。スマートフォンでの提示でも問題ありませんが、バッテリー切れなどのリスクに備え、紙で印刷したものを一部持参するのがベターです。
特に往復航空券の提示は、台湾入国時に滞在意図を証明する材料として重要です。LCC利用者の場合、座席指定や手荷物超過など追加料金が発生しやすいため、予約時の詳細を確認し、控えを持参しておくとトラブルを防げます。

スマートフォン

現地での地図アプリ利用、翻訳、交通機関の検索、そして連絡手段としてスマートフォンは旅行に欠かせないアイテムです。台湾では無料Wi-Fiスポットが多く、SIMカードやeSIMもリーズナブルに入手できます。たとえば、台北桃園空港では5日間有効のプリペイドSIMが約300台湾元(約1,400円)で販売されています。
また、モバイルバッテリーも一緒に携帯すると安心です。特に移動が多い日や長時間の外出時には、容量10,000mAh以上のものを用意すると心強いでしょう。


宿泊日数分の衣類

台湾は地域によって気候が異なるため、季節や旅行エリアに応じた服装準備が必要です。たとえば台北では冬でも10〜20℃程度の気温ですが、高雄や台南では25℃を超えることもあります。
基本的には日数分+1日分の着替えを目安にし、予備として軽量な羽織りものや折りたたみ傘、速乾性の下着などを加えると便利です。また、宿泊先に洗濯設備がある場合は、少なめに持参して現地で洗濯するのもおすすめです。歩きやすい靴も1足あると観光が快適になります。

台湾旅行をより快適にする持ち物
台湾旅行をさらに快適に楽しむには、基本の持ち物に加えて、現地での気候や生活習慣に合わせたアイテムを携帯するのがおすすめです。暑さ対策や電源事情、衛生面の備えがあれば、ストレスを感じずに観光や食事を満喫できます。以下に、便利で快適な旅行をサポートする持ち物を詳しくご紹介します。
ポケットWi-Fi・eSIM

台湾では無料Wi-Fiスポットもありますが、接続が不安定だったりセキュリティ面で不安があることもあります。そのため、個人用のポケットWi-FiやeSIMを準備することで、地図アプリや翻訳アプリを常にスムーズに使うことができ、道に迷う心配も軽減されます。
ポケットWi-Fiは1日200〜300台湾元(約960〜1,440円)で空港でのレンタルもできます。eSIMなら事前にオンラインで手続きができ、現地到着後すぐにネットが使える点が魅力です。特に女子旅や初めての台湾旅行では安心感が大きく変わります。

モバイルバッテリー
観光地や移動中はスマートフォンの使用頻度が高く、地図やカメラ、通訳アプリなどを頻繁に使うため、バッテリーの消耗が早くなります。モバイルバッテリーがあれば、外出先でも電源を探す手間がなくなり、長時間の観光も安心して楽しめます。
容量は10,000mAh以上のものがおすすめで、スマートフォンを2〜3回フル充電できるのが一般的です。飛行機の機内持ち込みが可能な仕様であることも確認しておきましょう。特に朝から夜市まで一日中観光する予定の日には必携です。
帽子・サングラス

台湾は春から夏にかけて日差しが強く、特に日中は30℃を超える日も珍しくありません。帽子とサングラスを準備しておけば、観光中の直射日光を避けることができ、体力の消耗を防ぐことができます。
つばの広い帽子は顔や首回りの紫外線対策に効果的で、折りたたみ可能なタイプなら持ち運びにも便利です。サングラスはUVカット機能付きのものを選び、目の健康を守りましょう。日焼けしやすい体質の方や敏感肌の方にもおすすめの組み合わせです。
薄手の上着

台湾は夏でも公共交通機関や商業施設などの冷房が強く、屋内と屋外の気温差に驚くことがあります。体温調節のために、薄手の羽織りものやカーディガンを1枚持参しておくと非常に便利です。
冬季の台北では最低気温が10℃前後になる日もあるため、特に夜の外出には防寒対策としても役立ちます。軽量でシワになりにくい素材のものなら、バッグに常備していても邪魔になりません。冷えやすい女性には特におすすめのアイテムです。
虫除けグッズ

台湾では特に夏季や南部地域で蚊が多く、夜市や屋外観光の際には虫刺され対策が欠かせません。虫除けスプレーやシールタイプの虫除けパッチを事前に準備しておけば、屋外での観光や飲食も快適に過ごせます。
日本製の虫除けは肌への刺激が少なく、香りも控えめなため敏感肌の方にもおすすめです。また、刺された際のかゆみ止めや抗炎症クリームもあわせて持参すると、いざという時に安心。台湾の現地薬局でも購入可能ですが、慣れた製品を日本から持ち込む方が安心です。
お風呂グッズ・スキンケア用品

台湾のホテルやゲストハウスでは基本的なアメニティが用意されていますが、シャンプーやボディソープの香りや質感が合わない場合があります。使い慣れた日本製のトラベル用セットを持参することで、肌トラブルや不快感を避けることができます。
また、台湾の気候は蒸し暑く、汗をかくことが多いため、クレンジングや化粧水などスキンケアアイテムも欠かせません。特に保湿重視のスキンケアは、日差しや冷房による乾燥から肌を守るために必要です。必要最低限の分量を小分けボトルに入れて準備しましょう。
日焼け止め

台湾は年間を通じて紫外線が強く、特に4月〜9月は日焼けリスクが高まります。観光中は日差しを浴びる時間が長くなるため、SPF50+・PA++++の高機能日焼け止めを持参するのが理想的です。
汗や皮脂で落ちやすいため、こまめに塗り直せるスプレータイプやジェルタイプを選ぶと使い勝手が良くなります。また、現地で販売されている商品は肌質に合わない場合があるため、日本で使い慣れた製品を持っていくと安心です。紫外線対策は肌の健康を守るだけでなく、美容面でも大切なポイントです。
ウェットティッシュ

台湾の屋台や夜市では手を洗う場所がないことも多く、ウェットティッシュが大活躍します。特に食事前の手拭きや汗を拭きたい時、簡易的なテーブルの清掃など、多目的に使用できるため、外出時には常に1パック携帯しておくと便利です。
アルコールタイプとノンアルコールタイプの2種類を使い分けると、衛生面と肌へのやさしさの両立が可能になります。コンビニやドラッグストアでも購入できますが、好みの使用感のものを日本から持参すると安心です。荷物に加えてもかさばらず、旅先での必需品です。
生理用品

台湾でも生理用品はコンビニやドラッグストアで入手できますが、日本製とは吸収力や肌触りに違いがあるため、普段使い慣れているものを持参するのが安心です。
特に旅行中は慣れない環境によるストレスで体調が不安定になりやすいため、突然の生理に備えて数日分のナプキンや夜用タイプ、生理用ショーツなどを準備しておくと安心です。また、消臭袋もあると衛生的で快適に過ごせます。予定がかぶりそうでない方も、予備として少量持っていくことをおすすめします。
変圧器
台湾の電圧は110V、周波数60Hzと日本とほぼ同じですが、日本の一部電化製品(特にドライヤーやヘアアイロンなど)は海外非対応の場合があるため、事前に確認が必要です。もし海外非対応であれば、変圧器を用意しておくことで故障や火災のリスクを回避できます。
さらに、台湾のコンセントはAタイプが主流ですが、3穴タイプの差し込み口も多いため、マルチプラグや延長コードも携帯すると便利です。複数の機器を一度に充電する場合にも役立つため、快適な滞在のために必須のアイテムです。

台湾旅行を便利にする持ち物

台湾旅行をさらに便利に楽しむためには、現地の交通、天候、買い物事情などに対応できる実用的なアイテムを持参することがポイントです。小さな道具一つで移動や買い物、観光の効率が格段に上がり、より快適な旅を実現できます。以下に、旅行をサポートする便利グッズを5つご紹介します。
悠遊カード
悠遊カード(ヨウヨウカー)は、台湾全土の交通機関で使えるICカードで、台北MRT、バス、台鉄(TRA)などで利用可能です。事前にチャージしておけば、毎回切符を買う手間が省け、乗り降りもスムーズに。1枚100台湾元(約480円)で購入でき、駅の券売機やコンビニでも簡単にチャージできます。
また、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニ、観光施設の入場料支払いにも対応しているため、現金のやりとりを減らせて便利です。観光時間を無駄にせず、ストレスフリーな移動を叶えてくれる旅行者必携のアイテムです。
折り畳み傘
台湾は特に5月〜9月にかけて雨が多く、突然のスコールに見舞われることもしばしばあります。旅行中の急な天候変化に対応するために、軽量かつコンパクトな折り畳み傘を1本持っておくと安心です。現地でも購入可能ですが、日本製の傘は強度があり風にも強いため、持参するほうが安心感があります。
また、日差しの強い日には日傘代わりにも活用できるUVカット機能付きの傘を選べば、雨天・晴天どちらでも活躍します。バッグに常備しておけば急な雨でも慌てることがありません。
エコバック
台湾では環境保護の観点からレジ袋が有料化されており、1枚あたり1〜3台湾元(約5〜15円)かかる場合があります。夜市での買い物やスーパーでの食品購入時など、エコバッグを持参すれば無駄な出費を抑えることができます。コンパクトに折りたためるタイプを選べば、バッグの中でもかさばらず、急に荷物が増えたときにも重宝します。
また、エコバッグは台湾土産を入れる際にも便利で、洗って繰り返し使えるため、旅行後も活用できるアイテムです。旅慣れた観光客にとっては必携の道具といえるでしょう。
自撮り棒
台湾には九份や龍山寺、台北101などフォトジェニックなスポットが数多くあり、写真撮影が旅の楽しみのひとつです。自撮り棒があれば、人に頼らず自分のベストアングルで撮影でき、旅の思い出をより豊かに記録できます。
Bluetooth対応のタイプを選べばシャッターも簡単で、三脚付きなら集合写真や夜景の撮影にも活用可能です。最近はコンパクトに収納できるモデルも多く、持ち歩きも苦になりません。SNS投稿を楽しみたい方や、一人旅にも心強いアイテムです。
マスク
台湾では現在も公共交通機関や一部の施設でマスク着用が推奨されています。また、空気中のホコリや排気ガス対策、風邪予防にも有効です。特に夜市や市場では人混みが多いため、衛生対策としてマスクがあると安心できます。
日本製のマスクはフィット感や通気性に優れており、長時間の着用でも快適です。旅行中の体調管理やエチケットとして、数枚は常に持ち歩いておくとよいでしょう。予備を含めて3〜5枚ほど用意しておくのがおすすめです。
台湾旅行のおすすめアプリ

台湾旅行をより快適に、効率よく楽しむためには、スマートフォンの活用が欠かせません。移動、言語、支払い、通貨換算など、旅先での困りごとをサポートしてくれる便利なアプリがそろっています。ここでは、日本人旅行者にとって使いやすく、実用性の高いおすすめアプリを4つご紹介します。

台北乗換案内
「台北乗換案内」は、台湾・特に台北でのMRT(地下鉄)、バス、台鉄(TRA)などの公共交通機関の経路検索ができる無料アプリです。出発地と目的地を入力するだけで、最短ルートや所要時間、乗り換え情報、運賃まで一目で確認できます。
言語は日本語にも対応しており、台湾が初めての方でも安心して使える設計です。路線図も掲載されており、オフラインでも閲覧可能。複雑な台北市内の移動もスムーズにこなせる、観光の必須アプリです。
Currency
「Currency」は世界中の通貨のリアルタイム為替レートを確認できるアプリで、台湾元(TWD)と日本円(JPY)の換算も即座に行えます。買い物や食事の際、「これは何円くらい?」と迷うことがなくなり、予算管理にも役立ちます。
インターネット接続がなくても、直近のレートをもとにオフライン換算が可能なため、通信環境の悪い場所でも活躍します。為替が頻繁に変動する中、正確な価格感覚を保てる便利ツールです。

Google翻訳
「Google翻訳」は、日本語と中国語(繁体字)間の翻訳に対応しており、台湾旅行ではコミュニケーションの強力な味方になります。テキスト入力はもちろん、カメラで看板やメニューを撮影するだけで自動翻訳する機能もあり、言葉が通じない場面でも安心です。
音声読み上げ機能を使えば、現地の人に聞かせることで意思を伝えることも可能です。事前に言語をダウンロードしておけば、オフラインでも使用できるため、通信環境に左右されず頼れるアプリです。
Uber(ウーバー)
台湾では台北を中心にUberが利用可能で、タクシーの配車がスムーズに行えます。現地の言語でドライバーに行き先を伝える必要がなく、アプリ上で目的地を入力するだけで配車できるため、初めての訪問地でも安心です。
料金は事前に表示され、支払いもクレジットカード連携で完結するため、現金のやりとりや値段交渉のストレスがありません。特に夜遅くの移動や、交通機関が少ない場所へのアクセスに便利なアプリです。
台湾旅行に持って行かない方がいいもの
台湾旅行を快適に楽しむには、必要なものだけをコンパクトにまとめるのがポイントです。日本では当たり前に使っている物でも、台湾では不要だったり、かえって不便になるケースがあります。荷物を減らすことで移動も楽になり、旅先でのトラブル防止にもつながります。
ドライヤーやアイロン
日本のドライヤーやヘアアイロンは、台湾の電圧(110V)とは異なる仕様のため、使用すると故障や過熱のリスクがあります。特に高出力の製品は電圧差の影響を受けやすく、火花が出るなどの危険性も否定できません。
また、多くのホテルやゲストハウスにはドライヤーが常備されているため、わざわざ持参する必要もありません。ヘアアイロンがどうしても必要な場合は、海外対応モデルを選ぶのが安全です。荷物を減らすためにも、現地の設備をうまく活用しましょう。
大量の現金
台湾ではクレジットカードや電子マネー(悠遊カードなど)の普及が進んでおり、都市部では現金がなくてもほとんどの支払いが可能です。もちろん夜市やローカル商店では現金が便利ですが、3,000〜5,000元(約13,500〜22,500円)もあれば十分。
大量の現金を持ち歩くと、盗難や紛失時のリスクが高まります。また、両替は空港や現地ATMでも可能なため、必要な分だけこまめに用意するのが安心です。安全面と身軽さの両立を考え、現金は必要最小限にとどめましょう。
台湾旅行の持ち物に関するよくある質問

Q:台湾の電圧やコンセントは日本と違いますか?
A:台湾の電圧は110V、周波数は60Hzで、日本とほぼ同じですが、海外非対応の電化製品には変圧器が必要です。プラグは日本と同じAタイプが主流ですが、三つ穴タイプもあるため、マルチプラグがあると安心です。
Q:現地で現金が足りなくなった場合はどうすればいいですか?
A:主要都市では日本のキャッシュカードやクレジットカードが使えるATMもありますが、手数料やレートに注意が必要です。都市部では両替所や銀行も利用できますが、レートが安定している空港両替所の利用がおすすめです。
Q:荷物はスーツケースとリュックどちらが便利ですか?
A:移動が多い方や地方を巡る方はリュックが便利です。一方、都市滞在やショッピングが中心ならスーツケースの方が容量があり便利です。どちらにしても、貴重品は必ず手荷物に入れて管理しましょう。
まとめ
台湾旅行は、気候や文化が日本と似ている一方で、持ち物の準備次第で快適さが大きく変わります。パスポートや現金といった基本アイテムに加え、現地特有の気候や環境に対応できる便利グッズやアプリを用意することで、より安心して旅を楽しめます。
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