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【絶対損しない】台湾を2泊3日で満喫するモデルコースを完全解説

近年ますます注目を集めている台湾は、日本から近く、2泊3日でも充実した観光が楽しめる魅力的な旅行先です。グルメや歴史、街歩き、温泉まで、多彩な体験がぎゅっと詰まったコンパクトな旅が可能です。今回は、2泊3日で満喫できる最新の台湾観光モデルコースをご紹介します。

目次

台湾観光2泊3日の最新モデルコース概要

日本からアクセスしやすく、初めての海外旅行にもおすすめの台湾。2泊3日という短い日程でも、台北を中心とした観光地やローカルグルメ、ショッピングを満喫できます。効率良く動けるプランを組めば、定番から穴場スポットまで網羅できる充実の旅が可能です。

台湾とは

台湾は日本の南西に位置し、九州とほぼ同じ面積の島国です。人口は約2,300万人、首都は台北です。親日的な雰囲気が漂い、観光地では日本語が通じる場所も少なくありません。

小籠包や牛肉麺など多彩なグルメに加え、歴史ある寺院や自然景観も魅力。時差は日本より1時間遅れており、時差ボケの心配もほとんどありません。

成田から行くには

成田空港から台北・桃園国際空港へは、LCC(ピーチ、ジェットスター、タイガーエア台湾など)と大手航空会社(チャイナエアライン、エバー航空など)が1日10便以上運航しており、選択肢が豊富です。フライト時間は約4時間、朝出発の便を選べば昼前には台北に到着できるので、初日から観光が楽しめます。

航空券の相場は往復25,000円〜50,000円前後ですが、セール時には1万円台も狙えます。成田発は運航本数が多いため、時間帯や航空会社を比較しやすく、柔軟な旅行計画が立てやすい点が大きな魅力です。

関西から行くには

関西国際空港からは、台北・桃園国際空港への直行便が1日5〜6便ほど運航されています。ピーチやタイガーエア台湾といったLCCに加え、チャイナエアラインやエバー航空も利用可能です。所要時間は約3時間半で、日本の主要都市の中でも特に近いアクセスが特徴です。

航空券の価格帯は往復で23,000円〜45,000円ほど。LCCの本拠地でもある関空は価格競争が激しく、安価な便が見つかりやすいのも利点です。午前発・午後着の便が多いため、着いたその日から台北観光を楽しめます。

台湾観光2泊3日の最新モデルコースのポイント

台湾を2泊3日で観光するなら、移動手段や支払い方法、訪れるエリアの選定が鍵になります。短期間でも効率よく楽しむには、交通系ICカードの活用や事前のルート決定が重要です。台湾ならではの公共交通の利便性や価格の安さを生かし、コンパクトでも濃密な旅行にしましょう。

台湾での支払い

台湾では現金払いが主流ですが、最近はキャッシュレス化も進み、都市部ではクレジットカードやモバイル決済も使える場所が増えています。

とはいえ、夜市やローカル食堂では現金しか使えないことが多いため、到着時に両替やATMで2,000元(約10,000円)程度を現金で準備しておくのが安心です。多くの店舗では1,000元札より100元札の方が歓迎されるため、細かく崩しておくと便利です。

EASY CARD

台湾観光では、交通系ICカード「悠遊卡(EASY CARD)」が非常に便利です。台北のMRT(地下鉄)やバス、コンビニ、自販機など幅広く利用でき、乗車ごとの割引もあります。

カードはMRT駅構内の窓口やコンビニで購入可能で、デポジット100元+チャージ式で利用。初回は500元(約2,500円)ほどチャージしておけば、2泊3日の旅行には十分です。返却も可能で、残金も戻るため無駄がありません。

バスの乗車方法

台湾の市バスはMRTが届かない観光地への移動に便利です。乗車時と降車時に「EASY CARD」をタッチするだけで、現金いらずでスムーズに利用できます。

乗る際は、前乗りか後乗りかをバスの前方電光掲示に表示された「上(上車)」と「下(下車)」で確認しましょう。料金は一律15元(約75円)〜で、非常にリーズナブル。路線が多いので、Googleマップや「Bus+」アプリを併用すると迷わず乗れます。

行きたいエリアは事前に絞る

2泊3日では観光時間が限られているため、エリアを絞って計画的に回るのが成功のコツです。台北市内の観光に集中するなら、中正紀念堂や龍山寺、西門町、台北101などが定番。日帰りで郊外に出るなら、九份や十分、淡水あたりがおすすめです。

移動時間を最小限に抑えることで、グルメや買い物、観光にしっかり時間を使えます。無理に予定を詰め込まず、余裕あるスケジュールにするのが快適な旅のポイントです。

台湾旅行は何泊がおすすめ?

台湾旅行はコンパクトな街並みとアクセスの良さから、2泊3日でも主要観光地を十分に回ることができます。ただし、夜市や温泉、郊外の街まで楽しみたい場合は3泊4日が理想的です。

2泊3日なら台北市内と1か所の近郊エリアに絞るのが無理のないプランで、平均予算は航空券+宿泊+食事込みで約50,000〜70,000円が目安です。初めて訪れる方には短期間でも満足度の高い旅になるでしょう。

台湾観光2泊3日の最新モデルコース1日目

1日目は昼過ぎに台北へ到着し、市内観光と郊外の絶景スポット・九份までを巡る充実のスケジュールです。グルメや歴史、風景をバランスよく体験できるプランで、初日から台湾らしさを存分に感じることができます。夕食は海を望む絶景レストランで締めくくり、特別な思い出となる1日を過ごしましょう。

空港から台北到着(13時ごろ)

台北・桃園国際空港に到着後、市内へはMRT桃園空港線を利用すれば約40分で台北駅に到着します。MRTは清潔で快適、運賃も160元(約800円)とリーズナブルです。

空港には両替所やSIMカード販売所、観光案内所も充実しているので、必要な手続きを済ませてから出発できます。EASY CARDもここで購入可能なので、公共交通の利用に備えておくと安心です。13時ごろに台北市内入りすれば、午後からの観光にも十分間に合います。

南門市場で昼食

台北駅から徒歩圏内にある「南門市場」は、現地の人々で賑わう歴史ある食品市場です。2023年にリニューアルされ、清潔でモダンな館内には点心、お弁当、お惣菜、乾物など多彩な店舗が並びます。

ここでは本格的な魯肉飯(ルーローハン)や小籠包、米粉湯など台湾庶民の味が手頃な価格で楽しめ、昼食スポットとして人気です。台湾の台所ともいえる市場の雰囲気を体感しながら、台湾グルメを堪能できます。

中正紀念堂で観光(15時ごろ)

昼食後は徒歩で「中正紀念堂」へ。台湾初代総統・蒋介石を記念して建てられた荘厳な建物で、美しい中庭と白い大理石の記念堂が印象的です。毎正時に行われる衛兵交代式は人気の見どころで、写真映えするスポットも多数あります。

敷地内には公園や池もあり、のんびり散策を楽しむのにぴったりです。無料で入場でき、台湾の歴史と文化に触れられる代表的な観光地として多くの旅行者に愛されています。

九份で観光(17時ごろ)

15時台の台北発バスに乗って、ノスタルジックな山間の町・九份へ向かいます。所要時間は約1時間半で、17時ごろに到着。夕暮れから夜にかけて提灯が灯る九份老街は幻想的な雰囲気に包まれ、映画『千と千尋の神隠し』の世界を彷彿とさせます。

雑貨店や茶藝館、屋台が立ち並び、食べ歩きやショッピングも楽しめます。階段が多いので、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。観光のベストタイムといえる時間帯です。

古窗海景會館(グーチュアンハイジンフイグァン)で夕食(18時ごろ)

九份老街の高台に位置する「古窗海景會館」は、台湾北部の海を一望できる絶景レストランです。大きな窓からは海と山の壮大な景色が広がり、特に夕暮れ時にはオレンジ色に染まる空と海がロマンチックなひとときを演出してくれます。

料理は台湾の家庭料理を中心に提供しており、海鮮料理や豚肉料理が人気。台湾の食材を使った滋味深い味わいで、観光の締めくくりにふさわしい満足度の高い食事を楽しめます。予約がおすすめです。

台湾観光2泊3日の最新モデルコース2日目

2日目は台北市内を中心に、ローカル市場の朝の風景からおしゃれな街歩き、カフェ、絶景、歴史スポット、夜市グルメまでバランスよく巡るプランです。台北の新旧が交差する魅力を味わえる1日で、五感を使って台湾の文化と日常を体験できます。

雙連朝市(シュアンリェンザオスー)近くで朝食(9時ごろ)

雙連駅近くの雙連朝市は、現地の人々が買い物に訪れる昔ながらのローカル市場です。朝6時ごろから営業しており、新鮮な野菜や果物、乾物、総菜、朝食向けの屋台が並びます。

おすすめは「阜杭豆漿」に代表される豆漿(豆乳スープ)や蛋餅(台湾式クレープ)、鹹豆漿(塩味の豆乳スープ)など、台湾ならではの朝ごはん。価格は一品30〜60元(約150〜300円)ほどで、リーズナブルに台湾の味を堪能できます。

赤峰街(チーフォンジエ)を散策(11時ごろ)

雙連市場から徒歩圏にある「赤峰街」は、昔ながらの建物を活かしたリノベーションショップやアートギャラリーが点在する注目のエリアです。古い町並みに若者の感性が加わり、台湾の「今」を感じられるスポットとして人気を集めています。

個性的な雑貨店や台湾ブランドのアパレル店、アンティークショップも多く、散策しながらショッピングが楽しめます。観光地化されすぎていない、ほどよいローカル感が魅力です。

リノベーションカフェ「R9Cafe」で昼食(12時ごろ)

赤峰街の裏通りにひっそりと佇む「R9Cafe」は、古い倉庫をリノベーションしたスタイリッシュなカフェ。天井が高く、インダストリアルな内装が印象的で、観光の合間にほっと一息つくのにおすすめです。

ランチメニューはパスタやサンドイッチ、台湾風アレンジの創作料理があり、平均価格は200元(約1,000円)前後。ドリンク類も充実しており、フォトジェニックなスイーツと空間でSNS映えも狙えます。

台北101で360度の絶景ビュー(15時ごろ)

午後はMRTで信義区に移動し、台湾を象徴するランドマーク「台北101」へ。展望台は89階にあり、地上約390メートルから台北市を一望できます。

晴れた日には淡水方面の海まで見渡せ、夕方前のクリアな時間帯が絶好の観光タイミング。展望台入場料は600元(約3,000円)です。ショッピングモールには高級ブランド店やお土産ショップ、グルメフロアもあり、観光と買い物を同時に楽しめます。

龍山寺で観光(18時ごろ)

夕方はMRTで萬華エリアへ移動し、台北最古の寺院「龍山寺」を訪れます。1738年創建のこの寺は、観音菩薩を主神とし、多くの参拝者が訪れるパワースポット。

華やかな彫刻と香の煙が漂う荘厳な雰囲気の中、台湾の伝統文化と信仰に触れることができます。特に夕暮れから夜にかけてはライトアップされ、幻想的な光景が広がります。入場無料で、気軽に立ち寄れるのも魅力です。

寧夏夜市(ニンシャーイエスー)で夕食(19時ごろ)

2日目の締めくくりは、現地民に人気の「寧夏夜市」で台湾グルメを満喫。規模は比較的小さいながらも、グルメの質が高いことで知られています。

おすすめは胡椒餅、魯肉飯、イカ焼き、豆花などで、価格は一品30〜80元(約150〜400円)程度。座って食べられる店舗も多く、清潔で観光客にも利用しやすい夜市です。食後のスイーツにはマンゴーかき氷やタピオカドリンクがおすすめです。

台湾観光2泊3日の最新モデルコース3日目 モデルコース

3日目は帰国前の午前中を活用して、台湾グルメと人気土産のショッピングを満喫します。台北の朝を代表する名店で台湾式朝食を楽しんだ後は、パイナップルケーキの名店を訪れて自分用やお土産を購入。短い時間でも「台湾らしさ」をしっかり味わえるスケジュールです。

阜杭豆漿(フーハンドウジャン)で朝食(8時ごろ)

「阜杭豆漿」は台北でも屈指の人気を誇る朝食専門店で、現地民にも観光客にも長年愛され続けています。営業時間は5時半〜12時半で、8時ごろにはすでに行列ができるほどの人気ぶり。

看板メニューの鹹豆漿(塩味豆乳スープ)、厚焼蛋餅(卵入りクレープ)、焼餅(胡麻入りパン)はいずれも素朴で奥深い味わいです。価格は1品30〜60元(約150〜300円)とリーズナブルで、台北の朝の空気を感じながら絶品朝食を味わえる貴重な体験です。

微熱山丘 SunnyHills(サニーヒルズ)でパイナップルケーキ購入(10時ごろ)

朝食後は、MRTで約20分の民生社区にある「SunnyHills」本店へ。自然素材にこだわった高品質なパイナップルケーキが人気で、添加物不使用の餡とサクサクの生地が絶妙なバランスを生み出します。

1個50元(約250円)、10個入りの箱は500元(約2,500円)前後。店内では無料の試食と台湾茶のサービスがあり、静かな空間でくつろぎながらお土産選びが楽しめます。帰国前に立ち寄れば、上質な台湾土産を確実に持ち帰ることができます。

まとめ

台湾は短い日程でも食・歴史・絶景を余すことなく楽しめる、魅力あふれる旅先です。2泊3日のモデルコースでは、台北市内を中心にした効率的な移動と、厳選された観光・グルメスポットを組み合わせることで、初めての方でも満足度の高い体験ができます。

ローカル文化に触れ、絶景を堪能し、美味しいグルメに舌鼓を打つ――台湾でしか味わえない魅力がぎゅっと詰まった旅が、きっとあなたを待っています。

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