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台中・宮原眼科を完全解説!大人気の台湾映えスポットを紹介

台湾・台中市にある「宮原眼科」は、見た目も味も楽しめる観光スポットとして人気を集めています。かつての眼科医院をリノベーションした建物には、美しい洋館風のデザインがそのまま残され、訪れる人々を魅了しています。名物のアイスクリームやスイーツはもちろん、おしゃれなパッケージも注目の的。台中を訪れたら必ず立ち寄りたい、フォトジェニックな名所です。

目次

宮原眼科の概要

宮原眼科は、台湾中部の都市・台中に位置する人気観光スポットです。おしゃれなレトロ建築の中にはスイーツショップやカフェがあり、観光客で連日賑わいを見せています。美しい内装とともに写真映えする空間としても知られ、台中旅行のハイライトになること間違いありません。

宮原眼科とは

宮原眼科は、現在ではアイスクリーム店やスイーツショップとして知られていますが、元々は日本統治時代に開業した実在の眼科医院を改装した施設です。台中市の中心にあるこのスポットは、ノスタルジックなレンガ造りの建物と、高い天井にずらりと並ぶ本棚のような内装が特徴的で、訪れた人をまるで映画の世界に連れて行ってくれます。

名物のアイスクリームは、チョコレートやフルーツ、抹茶など種類も豊富で、好みに応じてカスタマイズしてくれます。オリジナルのお菓子やお土産品も揃っており、見て楽しい、食べて美味しい体験が待っています。

宮原眼科の歴史

宮原眼科は1927年に日本人眼科医・宮原武熊が開業した医院でした。戦後、建物は台中市政府や学校関係機関などに使われたのち、長らく空き家状態となっていました。しかし、台中の老舗菓子メーカー「日出グループ」によって再生され、2010年にスイーツ店として再オープン。

建物の歴史を尊重しつつも、モダンな感性を融合させた空間づくりが注目を集め、現在では台中観光を代表する名所となっています。歴史的建造物の保存と商業の融合の成功例としても評価されており、文化とグルメの両面から楽しめるスポットです。

宮原眼科観光の見どころ3つ

台中観光で外せない宮原眼科には、写真映えする内装、種類豊富なアイスクリーム、センスあふれるお土産の3つの魅力があります。歴史ある建物を活かした空間で味わうスイーツ体験は、観光とグルメを同時に楽しみたい方にぴったり。台湾らしさを感じられるおすすめスポットです。

レトロで幻想的な内装空間

宮原眼科の最大の魅力は、その建物自体にあります。旧眼科医院をリノベーションした建物は、外観もさることながら、内装がまるでハリーポッターの世界のように幻想的。

高い天井にずらりと並ぶ本棚風の棚、アンティーク調の家具やシャンデリアが雰囲気を高めており、どこを切り取っても写真映えします。まるでテーマパークのような空間で、訪れるだけで特別な時間を過ごせるのが魅力です。入場料は不要で、自由に館内を見学できます。

選ぶ楽しさ満点のアイスクリーム

宮原眼科の看板メニューといえば、豊富な種類を誇るアイスクリーム。常時50種類以上が並び、定番のバニラやチョコレートに加え、台湾産フルーツや紹興酒、鉄観音茶といったユニークなフレーバーも選べます。

シングル(1種類)で120元(約600円)、ダブル(2種類)で190元(約950円)、トリプル(3種類)で260元(約1,300円)と選択肢も多彩。トッピングにはチーズケーキやブラウニー(1種あたり20〜30元)が加えられ、見た目も華やかで味も大満足のスイーツ体験が楽しめます。

センス抜群のおしゃれなお土産

館内のショップには、センスあふれるデザインのお土産が所狭しと並んでいます。パイナップルケーキ(8個入りで480元〜約2,400円)やチョコレート(1箱350元〜約1,750円)、クッキー(300元〜約1,500円)など、台湾の定番スイーツが高級感あふれるパッケージで販売されており、贈り物にもぴったりです。

箱や袋もデザイン性が高く、どれを選んでも特別感があります。試食できる商品も多いため、実際に味わってから選べる点も観光客にとって大きな魅力です。

宮原眼科の観光におすすめシーズン

宮原眼科は通年楽しめるスポットですが、気候や混雑状況を考慮すると訪れるタイミングを選ぶのがおすすめです。天候が安定し、街歩きもしやすい春と秋がベストシーズン。混雑を避けたいなら平日の冬がおすすめで、落ち着いてゆっくりと観光できます。

ベストシーズン

宮原眼科を訪れるのにベストな時期は、3月〜5月の春と10月〜11月の秋です。この時期の台中は気温が20〜28度前後と過ごしやすく、湿度も低めで快適に街歩きができます。晴天の日も多いため、美しい外観や内装を背景に写真撮影を楽しむのにもぴったりです。

春には街路樹の花が咲き、周辺の景色も美しくなるため、散策をしながらの観光にぴったり。スイーツや冷たいアイスクリームを味わうのにもぴったりな気候です。

観光客が少ない時期

観光客が比較的少ないのは、12月〜2月の冬季です。この時期の台中は他地域に比べて気温が穏やかで、平均気温は15〜20度程度と寒すぎず、観光に支障はありません。

祝日や年末年始を避ければ、館内も比較的空いており、人気のアイスクリームをゆっくり選んだり、写真撮影もスムーズに楽しめます。また、お土産売り場も混雑が少なく、ゆっくりと品定めできるのが魅力。人混みが苦手な方には、この季節の平日が特におすすめです。

宮原眼科の見学方法

宮原眼科は自由に見学できる施設で、チケットは不要です。観光の途中に気軽に立ち寄れるため、台中市内散策のコースに組み込みやすいのも魅力の一つ。また、現地発着のオプショナルツアーを利用すれば、交通や時間配分もスムーズで効率よく観光が楽しめます。

入場にはチケットは有無

宮原眼科の建物内への入場にチケットは不要で、営業時間内であれば誰でも自由に見学できます。カフェやショップ、アイスクリーム売場なども入場料なしで利用できるため、ふらっと立ち寄って雰囲気だけを楽しむことも可能です。

ただし、アイスクリームやお土産を購入する場合はその場での支払いが必要で、アイスは120元(約600円)〜、お菓子は300元(約1,500円)〜となっています。混雑する時間帯にはアイスクリームの購入に列ができることもあるため、平日の午前中や夕方の来訪がおすすめです。

オプショナルツアーに参加

宮原眼科は、台中発のオプショナルツアーに含まれることも多く、台北からの日帰りツアーなどでも訪れることが可能です。こうしたツアーでは、台中駅や彩虹眷村、高美湿地などの人気観光地とセットになっていることが多く、効率よく観光できるのがメリットです。

日本語ガイド付きのプランもあり、歴史的背景やおすすめ商品などを詳しく聞きながら見学できます。料金は1日コースで約3,500〜5,000円前後で、移動手段の確保や観光の段取りを任せられる点でも初心者におすすめです。

宮原眼科観光に要する時間

宮原眼科の観光に必要な時間は、約1時間〜1時間半が目安です。建物内を見学しながら写真撮影を楽しみ、アイスクリームを購入して食べ、お土産を選ぶまでの一連の流れをゆっくり満喫するには、それくらいの時間を確保しておくとよいでしょう。

特に休日や午後の時間帯はアイスクリーム売り場に行列ができやすいため、少し余裕を持って計画するのがおすすめです。時間に余裕があれば、周辺の観光スポットと組み合わせた散策も可能です。駅から徒歩圏内にあるため、台中市内の移動途中にも立ち寄りやすいのも魅力です。

宮原眼科へのアクセス・行き方

宮原眼科は台中市の台鉄台中駅から徒歩約10分の場所にあります。台北市中心部からは約170km離れており、高鉄(台湾新幹線)を利用すれば約1時間で台中駅に到着します。高鉄台中駅からは台鉄新烏日駅を経由して約10分で台中駅へ。観光の合間にも立ち寄りやすい便利なロケーションです。

MRT(地下鉄)

台中市内には台北のようなMRT(地下鉄)は発達していないため、宮原眼科へ向かうにはMRTを利用するというよりも、台湾高速鉄道(高鉄)と台鉄(台湾鉄道)を組み合わせるのが一般的です。

台北駅から高鉄に乗り、約1時間で高鉄台中駅に到着。その後、台鉄新烏日駅から台鉄台中駅へ乗り換え、さらに徒歩約10分で宮原眼科に到着します。移動全体の所要時間は約1時間半、交通費は片道700〜800元(約3,500〜4,000円)です。

路線バス

台中市内から宮原眼科へは、複数の市内バス路線を利用してアクセスできます。目的地の最寄り停留所は「台中駅」またはその周辺のバス停で、そこから徒歩5〜10分で到着。

バス料金は距離により異なりますが、1回の乗車で20元(約100円)前後とリーズナブル。Googleマップや台湾のバスアプリを使えば路線検索も簡単で、現地の人のように移動できるのが魅力です。

タクシー

タクシーを使えば、台中市内のホテルや観光地から宮原眼科まで直接アクセスでき、最も快適な移動手段の一つです。市内中心部からの所要時間は約10〜15分、料金は距離や交通状況により異なりますが、おおよそ150〜200元(約750〜1,000円)です。

暑い日や荷物が多い時、家族やグループ旅行の際には特に便利です。運転手に「宮原眼科(ゴンユエンイェンクー)」と伝えればスムーズに向かってくれます。

宮原眼科観光における注意点3つ

宮原眼科は人気観光スポットのため、訪問の際にはいくつかの注意点があります。特に混雑時の対応や撮影マナー、商品の購入方法などは事前に知っておくと安心です。歴史ある建物と洗練された空間を楽しむためにも、ルールを守って快適に観光しましょう。

混雑する時間帯を避けるのがおすすめ

宮原眼科は台中でも屈指の人気スポットのため、特に土日や祝日、午後2時〜5時頃は混雑が激しくなります。アイスクリーム売り場では行列ができることも多く、長時間並ぶ可能性があります。

比較的空いているのは平日の午前中や夕方以降で、ゆっくりと館内を見て回りたい方や写真撮影を楽しみたい方にはこの時間帯の訪問がおすすめです。時間に余裕をもってスケジュールを立てましょう。

撮影マナーを守って楽しむ

宮原眼科は内装が美しく、写真撮影を楽しみに訪れる人も多いですが、他の来館者への配慮も大切です。特にアイスクリーム売り場やレジ前などでは立ち止まっての長時間の撮影は避け、スタッフの案内や動線に従いましょう。

三脚や自撮り棒の使用は混雑時に迷惑となることがあるため、控えるのがマナーです。撮影の際は周囲の人々のプライバシーにも十分配慮し、快適な空間づくりに協力しましょう。

商品は慎重に選んで購入を

宮原眼科で販売されているスイーツやお土産は高品質で人気ですが、パッケージが似ているものも多く、内容量や価格をよく確認してから購入することが大切です。

商品は試食できるものも多く、自分や贈り先の好みに合うかを確かめてから選ぶのがおすすめです。また、アイスクリームは注文時に種類やトッピングを選ぶ必要があるため、混雑時には事前にメニューを見ておくとスムーズに注文できます。

宮原眼科の基本情報

  • 施設名: 宮原眼科(ミヤハラガンカ)
  • 住所: 400 台中市中區中山路20號
  • 営業時間: 10:00〜22:00(年中無休)
  • 入場料: 無料
  • 電話番号: +886-4-2227-1927
  • アクセス: 台鉄台中駅から徒歩約10分。台北からは台湾高速鉄道(高鉄)で約1時間、高鉄台中駅から台鉄新烏日駅を経由して台鉄台中駅へ。
  • 公式HP: http://www.miyahara.com.tw/
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